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HPC技術者講習会:Xeon Phi編

日時 2015年11月24日(火) 13:00~17:50
2015年11月25日(水) 13:00~17:50
場所 豊橋技術科学大学 情報メディア基盤センター 第一端末室
講師 エクセルソフト株式会社より派遣
主催 次世代シミュレーション技術者教育推進室
情報メディア基盤センター

参加対象

本学教職員・学生(参加費無料)

定員

30 名 (事前登録※)当日参加可能

概要

近年のスーパーコンピュータ(スパコン)では、Xeon PhiやGPGPU等の演算アクセラレータを搭載することで演算性能を引上げる方法が取られています。そのためスパコンの利活用において演算アクセラレータの利用は必須となりつつあります。そこで本講習会では、Xeon Phiに関するプログラミング技術やプログラム最適化方法について学習します。また、本学に導入した広域連携教育研究用クラスタシステム(Xeon Phi搭載システム)を用いた演習も行います。

プログラム

    • 11月24日(火) Xeon Phi の基本的なプログラミング技術
13:00 - 14:30 (1)インテル(R) Xeon Phi(TM) コプロセッサー概要
メニーコア・プロセッサーである、インテル(R) Xeon Phi(TM) コプロセッサーの構成要素、構造と特性、ソフトウェア環境などについてお話します。
14:40 - 16:10 (2)オフロードおよびシンメトリック(対称)モデルでのプログラミング方法
システムに搭載された Xeon Phi を利用するために、コンパイラープラグマを使用して処理および必要なデータを引き渡す方法についてお話します(演習あり)。
16:20 - 17:50 (3)MPI アプリケーションにおける Xeon Phi の適用方法
クラスタシステムの活用において一般的な MPI を利用したプログラムに関して、 Xeon Phi を適用できるか、また適用できなければ何をすべきかをお話します(演習あり)。
    • 11月25日(水) Xeon Phi プログラムの最適化
13:00 - 14:30 (4)複数レベルの並列性の活用:スレッド化について
Xeon Phi プログラムの最適化への取り組みの1つは、メニーコアを利用するマルチスレッド化です。スレッドプログラミングにおいて対応が必要な問題について OpenMP を使用して紹介します(演習あり)。
14:40 - 16:10 (5)複数レベルの並列性の活用:ベクトル化について
Xeon Phi プログラムの最適化への取り組みのもう1つは、ベクトル演算 (SIMD) に 対応させるベクトル化です。インテル コンパイラーが施す最適化(ベクトル化)に ついて、自動では適用されない、または非効率となるコードについて紹介します。
16:20 - 17:50 (6)最適化済み数値演算ライブラリー(インテル MKL)の利用
インテル MKL でサポートされているいくつかのサブルーチンを取り上げて 利用方法を説明します。BLAS、乱数生成、FFT について紹介予定です(演習あり)。

注意事項

  • 事前登録いただいた方のみご参加いただける定員制とさせていただきます。参加希望者数が定員を超えた場合、同一研究室からの参加人数を制限させていただくことがあります。
  • ご参加希望の方は、件名を「HPC技術者講習会 申し込み」とし、氏名、所属系、所属研究室名、連絡先(E-mail)、(次世代シミュレーション技術者教育プログラムの参加学生は教育プログラム名も記入)をご記入の上、メールにてお申込みください。
    メールアドレス:office(左記アドレスに@adsim.tut.ac.jpを補完してください。)
  • 申込締切:2015年11月20日(金)当日参加可能

担当

小畑繁昭 obata(左記アドレスに @adsim.tut.ac.jp を補完してください。)

問い合せ先

次世代シミュレーション技術者教育推進室,福田(0532-44-6548)


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